6/24/2008

CentOS 4.x + BlueQuartz

自宅で利用しているCobalt Cubeのサポートが終わって久しいので、重い腰をあげ、新サーバを作成中。CobaQで利用していた機能のは、こんな感じ。
  1. Web Server(外向き)
  2. Mailing List Server(外向き)
  3. IMAP & SMTP Server(宅内用)
  4. DNS Server(宅内用)
  5. DHCP Server(宅内用)
  6. ファイルサーバ(宅内用)
普通は、Fedora CoreとかUbuntu ないしは、FreeBSDとかから作成するのでしょうが、元々CobaQ流れなんで、NuOnceが配布しているCentOS+BlueQuartzを利用して作成することにしてみた。以下は、覚え書き
  1. NuOnceからISOファイルをダウンロードし、CDに焼いてインストール開始。このメディア、実は凶悪でいきなりHDDをFormatするので注意が必要。たしかにREADMEなどには、しっかり書いてありますが…(このページの**WARNING**参照)。
  2. rootでloginして/root/network_settings.shを実行。IP Address/netmask/Gateway IP Addressを設定。
  3. ネットワークに接続できたらyum updateしてサーバ側の設定は終わり。

後は、適当なクライアントから"http://設定したIP Address”でアクセスしてWebサーバ、SMTP、DNSの設定をする。実は、このPackage、CobaQと違って、DHCPサーバ、Sambaなどは、含まれていないので、別途用意が必要。

まあ、BQの皮をかぶっていますが、実体はCentOS 4.xなのでyumでCentOSのPackageから導入すればOK。とりあえず、dhcpサーバの設定から。

  1. "# yum install dhcp"でDHCPサーバをインストール
  2. /etc/dhcpd.confを設定。とりあえず、/usr/share/doc/dhcp*/dhcpd.conf.sampleを元に修正。
  3. とりあえず、"# /usr/sbin/dhcpd -f -d"で起動してconfファイルと動作をチェック
  4. 手近のPCとかにアドレスがうまく設定できたら、"# chkconfig --level 35 dhcpd on"で、boot時に起動されるように設定。
  5. 最後に"# /sbin/service dhcpd start"で終わり。面倒ならリブート。

ちなみに、dhcpd.confは、こんな感じです。

# DHCP Server Configuration file.

# see /usr/share/doc/dhcp*/dhcpd.conf.sample

ddns-update-style interim;

ignore client-updates;


subnet 192.168.0.0 netmask 255.255.255.0 {

option routers 192.168.0.254;

option subnet-mask 255.255.255.0;

option domain-name "foo.baa";

option domain-name-servers 192.168.0.252, 192.168.0.254;
option time-offset -18000; # Eastern Standard Time

range dynamic-bootp 192.168.0.20 192.168.0.100;

default-lease-time 21600; max-lease-time 43200;

}


次は、ファイルサーバ用にSambaを設定する。SWATを入れるときにxinetdの設定で悩んだ話は、また次回にでも。
しかし、一昔前までは、Linuxでルータ作ったり自宅鯖を作るといったページが山のようにあった気もするが、最近の情報は、少ないように思う。実際、個人でSPAM対策とか悩みたくないし、Hosting Serviceが安価(無料)で充実しているので、本当に好きじゃないとやらないのかも。自分は、好きな方なので、今後は、blogやSNSの鯖にもしたいけど、最近は、携帯電話用のサービスとかも必要そうなので、また、腰が重くなりそう。

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